私は無神論者(勉強不足)

cazco2006-03-25

今日は会社を16日ぶりに休めたので、荒川沖までじいちゃまの7回忌に行ってきたのだが、その時の坊さんのポクポクのリズムが微妙にずれていて切なかったなぁ。

音楽がつらい現実を忘れさせてくれることもあれば、さらなるダークサイドに引きずり込むこともある。

木曜日は仕事が早く終わったので、御茶ノ水のユニオンめぐり。今回は駅前店→プログレ店→メタル店というコースで、クラブ店・ジャズ店・ソウル店は飛ばし。

以下、買った順。

DJ CHAOS X / DJ CHAOS X Live Mix
324 / REBELGRIND
Amon Düül / Psychedelic Underground
Ash Ra Tempel / First
Mayhem / Deathcrush
Burzum / Det Som Engang Var

幸先良くCHAOS Xをゲットしたのだが、まさかのZ売り切れにより気分がBURST。324を3/23に買ってしまい、少し後悔。
ブラック鯖スを買う予定がAmon Düülの誘惑に負ける。プログレ店の金髪のお姉さんの肩が少しセクシー。
そんなこんなで天気もあまりよろしくなく、精神的に病んできたのでブラックメタルコーナーへ。
まずゲイをナイフで刺し殺したfaust様擁するエンペラーを手に取るが、ジャケがぱっとしないので、礼拝堂放火犯のCount様(現在服役中)のBURZUMをゲット。もはやこれはメタルなんてくくりじゃくくれません。チルアウトダークアンビエント。そしてそんなCount様にナイフで滅多刺しにされて93年に亡くなったEuronymous様(写真)がギターの頃のMAYHEMもゲット。今のMAYHEMなんて糞でしょ。
Count様は仮釈中に脱走して、刑期が延びたらしいです。といいますか、懲役27年でもう仮釈放ってのがノルウェーの摩訶不思議ですね。
知らない人に簡単に説明すると、ノルウェーブラックメタルってのはただの音楽のジャンルではなくて、北欧神話信仰を身上としていた北欧人に対し妄信的にキリスト教文化を布教しようとした時代へのアンチテーゼであり、魔女狩りに代表されるキリスト教の過激派運動への反動(実際魔女なんているはずもなく、殺されていたのは身寄りのない老婆などの無実の人間)。


まぁこんな音楽を聴いていたらニコニコさわやかな気分になるはずねーわな。1年位前に代官山でピーターベストっていうノルウェーブラックメタルの写真を撮り続けた人の個展があって見に行ったのだけど、一人一人の存在感に圧倒。ポーズなんかではない本当の邪悪。なんかダラダラ書いたのだが、チープなメタリックギターに地獄からの絶叫のようなボーカルがとてつもなく格好良いんです。



次はもっと明るい音楽を聴こう。。。。